パール
山口市(山口県)の山本時計店ではパール(真珠)のお取り扱いをしております。
・国産アコヤ真珠(花珠・グレーパールなど)
・国産ケシ珠真珠
・南洋真珠(白蝶真珠・黒蝶真珠・ゴールデンパールなど)
・淡水パール
ネックレス以外にもイヤリング・ピアス、リング、ブローチ、タイピン・タイバー、念珠など様々なパール(真珠)製品がございます。
長崎の壱岐で生まれた最高級/無調色の壱岐真珠
真珠(パール)は四国宇和島/伊勢などの産地が有名ですが、壱岐の真珠は海流などの環境が真珠の養殖に最適の環境です。
1972年に日本で初めてあこや貝からの人工採苗に成功した上品かつ高品質のあこや真珠ブランドです。
真珠の養殖から加工・商品になるまで
【1年目】
1. 人工採苗(2月〜3月)
2. 稚貝の育成(4月〜5月)
沖出しカゴに入れて殻長が約10mmになるまで育成。9月〜10月頃には目標の大きさまで成長する。
【2年目】
3. 母貝の育成
貝の成長に合わせて、大きい網目の養殖カゴに移しイカダから吊るし成長させる。
4. 母貝の仕立て(10月〜11月)
抑制・卵止めを行う。これは秋から母貝をカゴの中で窮屈な状態を作り育成し、春の挿核まで活動を抑え卵を成熟させないようにする。
【3年目】
5. 貝立て(4月〜5月)
挿核の数時間前からスムーズに貝殻を開けられるように、貝立て用の箱の中に隙間なくあこや貝を立てる作業。
6. 栓さし
母貝の貝殻が開いた状態を保つ為、くさび形になった木の栓を挟む作業。
7. 核入れ(5月〜6月)
真珠の出来上がりの良し悪しが決まると言っても良い重要な作業。母貝の生殖器の中に外套幕と核となる珠を挿入する。
8. 養生(6月)
核入れにて弱った貝の体力を回復させるため、穏やかな海で10〜20日間安静にする。
9. 沖出し(7月)
体力が回復した貝が体内で真珠を育てる為に、潮の流れが良く餌となるプランクトンが豊富にある沖合に移動させる。
10. 管理
貝掃除・カゴの清掃を行う。
【4年目】
11. 浜揚げ(11月〜1月)
しっかりと海の中で成長させた貝を海の中から揚げる作業。主に11月〜1月の寒い時期に行う。
水温の低いこの時期は真珠層の形成がきめ細かく緻密になる。真珠独特の照りが美しく出る。
12. 選別
商品になる珠と廃棄する珠に分け、商品になる珠は両穴か方穴の選別も行う。
13. 入札会(12月〜2月)
日本全国の養殖場から珠が集まり入札が行われる。